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日本玄米茶研究所のルーツ

京都グレインシステム株式会社の創業者は、京田辺市の仲井玄米茶屋で玄米茶製造の丁稚奉公・修行のち、京都嵐山へ続く保津川渓谷上流の町、亀岡市で創業

当初は、京都の製茶メーカー向けの素材提供(焙煎米、麦茶、ほうじ茶など)から始まったが、1990年頃よりコンビニエンス店舗向けの無糖茶ペットボトル飲料の開発が高まり、より多くの企業が無糖茶飲料事業に参加。玄米茶・麦茶などの穀物系飲料の提案が多かったが、徐々に有効成分の多い素材の受託加工へと製造が変化していく。

2000年、玄米茶の加工設備をカスタマイズ。当時流行っていた発芽玄米の商品展開を図った「アルファ化発芽玄米」を上市。この商品をきっかけとして国内の様々な領域の食品メーカーよりOEMの要請が入るようになる。

その後、青汁ブームの素材開発のために微粉砕機を導入し、パウダー技術の提供や抹茶などの素材開発を手掛けるようになる。

近年は、健康食ブーム・和食ブームの商品開発の高まりから、和素材を提供するための商品企画開発が多くなってきた。また、廃棄ロス問題・SDGsの課題解決のための商品開発にも着手。

自社各々の事業所ごとの地域、社会、企業の課題解決を食文化を通して、提案可能な技術を担う。