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玄米と茶葉を「ブレンド」することによって、新たに生み出された香りを楽しむ「フレーバーティー」の一種が玄米茶。煎った玄米から抽出され「香ばしい風味」が生まれます。
なお、一般的に売られている玄米茶には、玄米だけでなく白米、分づき米など様々なお米が使われ、お茶と相性の良い精米合・ブレンド比率を見極めるのが玄米茶製造職人の腕の見せ所。
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香りの生成香気が有する機能によって誘発される生理作用として、リラックス効果を生むことが研究結果から明らかにされています。
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※出典: 食品メイラード反応の最新の香り研究(科学と生物-日本農芸化学会)
※出典: 食品メイラード反応の最新の香り研究(科学と生物-日本農芸化学会)
(※1)アミノ基とカルボニル基の間で起こる求核付加反応に始まる、一連のアミノカルボニル反応。褐変反応とも呼ぶ。タンパク質を構成するアミノ酸と炭水化物を構成する糖が加熱されることで化学反応し、結合して生成する褐色物質の「メラノイジン」などができる反応のこと。メイラード=フランスの科学者Louis Camille Maillard博士(1878-1936年) の人名に由来。
(※2)化学式C6H8O3で表される有機化合物「フラネオール」=「2,5-ジメチル-4-ヒドロキシ-3(2H)-フラノン」
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「ほっこり」とは、京ことばでは「疲れましたなぁ」「ホッとしたいなぁ」という、「一休みしたい」ときに使います。全国的にも広く知られるようになったことばと言えますが、一般的には「心温まる」「和む」「癒される」として使われているケースが多く見られます。
ストレスを感じた時や、仕事と仕事の区切りに休憩の時間を増やして、積極的に一休みの時間を創り気分転換すると、創造力や問題解決の能力が高まるだけでなく作業の効率も上がるとされていますので、『ひと息つきたいとき』心や身体の調子に合わせて玄米茶を日常使いして、是非心温まる、和む、癒される『一休時間』を愉しんでいただきたいと思います。